2014年9月25日木曜日

My Love Letter for Lucky Tapes

Lucky Tapesといえば、インディーシーンに敏感な方なら既に知っているのではないだろうか。今、私、OREOが最も恋しているバンドと言っても過言ではないバンドの1つだ。

Lucky Tapesとは、惜しまれながらに2014年5月に解散を発表したSlow Beachのメンバー、Kai Takahashi(Vo./Key.)、Keito Taguchi(Ba./Cho.)、Tsubasa Hamada(Dr.)により、2014年6月に結成されたバンドである。
Slow Beachの頃とはひと味違った、ファンキーでグルーヴィーでソウルフルなサウンドに、Kai Takahashiの優しいウィスパーヴォイスで狂おしい程に甘く印象的なフレーズが乗り、少し大人な夜の匂いのする音楽を奏でるLucky Tapes。結成半年にも満たぬ今、もはや既に、元Slow Beachのメンバーによるバンド、というよりも「Lucky Tapes」としての新たな地位を確立しつつある。

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秋と夏の境目を感じさせる少し肌寒い9月8日、やっとというべきか、早くも、というべきか、なんとかLucky Tapesのライブに駆けつけることが出来た。

場所は渋谷。ワシントン州はオリンピアからのUSインディーバンドLAKEの来日サポートでのライブだった。
開演後10分程遅れて会場に着いた時、受付で微かにあのLucky Tapesの音が。夢にまで見た自分のヒーローにやっと会える、そんなワクワクを胸に扉を開けると、そこはまさにLuckyなTapes(音楽)に溢れる空間だった。

一瞬で、また、恋に落ちた。

自然と身体は揺れ、身体中幸せに満たされた。まだ少しライブ慣れしていないような、メンバー同士の少し照れくさそうな目配せすら、Lucky Tapesの音だった。(曲を聞けば、Lucky Tapesの音楽は大人びているのだけれど、それこそ、まだ照れや背伸びを感じさせる甘酸っぱさがある。)
ライブではMasahiko Satoによるサポートギターによって公開されている音源よりも音の厚みが増し、Nappiによるトロンボーンの音が加わることにより、更にグルーヴィーで甘く味付けされていた。
流れも、ライブならではの遊び(Get Lucky/Daft Punkのカバーをやってみたり)が盛り込まれていたり、Slow Beach時代の曲をやったりでワクワクとドキドキが止まらなかった。
この日手に入れたEPは私の宝物だ。
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...と、まぁ、ここまで書いて自分の文章の恥ずかしさに手を止めた訳なのですが、とにもかくにも、Lucky Tapesは私のイチオシバンドだ、ということです。
EPを手に入れる前にはSoundCloudで公開されている「Peace and Magic」(Kiss me crazy~のフレーズがたまらない)と「SUNDAY NIGHT」(I can't stop!!って口ずさんじゃう)を聞き倒し、EPを手に入れた今、毎日何回リピートしてんねんってくらい聞き込む程に惚れているのです。分かりやすく(?)言えば、tahiti 80みたいな、甘くてファンキーなサウンドに虜なのです。
Slow Beachの時から好きだったにも関わらず、その時には知ったのが遅すぎて、ライブを観れずじまいだったもので、解散のニュースには泣きました。
その涙の枯れぬ内に、Lucky Tapes始動のニュースには、これまた歓喜に泣きました。
さてどんな音なんだろうって聞いてみれば、良い意味で裏切ってくれて。
めっちゃファンキーじゃねぇかって。(Slow BeachはMotelって曲がファンクな感じあるけど、全体的にゆるりとしたインディーポップだった)
しかも、SUNDAY NIGHTをまさに日曜日の夜に公開。なんてニクいのよ!!
バンドの名前も「Lucky Tapes」なんて、期待せずにはいられないじゃないかって。

そんな惚れて惚れて、惚れ抜いて、MAPのフライヤーのために書いた紹介文を相棒waddyに渡したら「(Lucky Tapesの)ストーカー詩人」なんて言われちゃったほどに愛してやまない
Lucky Tapesの初来阪(どころか初関西)の機会をMAPで迎えられるなんて!!
ライブは上記の通り、一瞬で恋に落ちるほど素敵なので、11/15の夜は是非MAP page.4にお越し下さいませ。

ああ、もう、文章書くのって難しい。

【OREO】